その技はサッカーで使わないから練習しても意味ないよ!

その技はサッカーで使わないから練習しても意味ないよ!

 

もし指導者でこのセリフを言う方は考え方と知識をアップデートする必要性があります。

 

実はタイトルのこのセリフは、フリースタイルフットボールの指導現場でよく子供達から言われるのです。

でも確かにフリースタイルフットボールの多くの技は使わないので納得する部分もあります。

 

ですが今回この記事は育成年代にこそ、この無意味とされるフリースタイルフットボールをやるべきという記事になります。

 

育成年代で習得すべき技術とは・・・?

育成年代(年少〜小学生)で習得するべき技術とは概ね蹴る技術、止める技術になるかと思います。

もっと言うとインサイドキック、インステップキック、アウトサイドキックやトラップなど試合で使われるものが優先的に技術指導されるかと思います。

これらの技術は確かに必要で有効な練習ですが、ある一定のラインを越えると技術的な成長速度が止まります。これにはちゃんと理由があり、この理由を知らない世代の指導者がいまだに技術習得の際の反復練習の有効性を盲信しているのです。

 

ここで技術習得におけるメカニズムをインサイドキックを例にとって解説します。

①まずはその技の仕組みを理解します。

インサイドキックなら足の内側で押し出すように蹴ると習うはずですがその部分が技の仕組みの理解となります。

 

②練習して脳に刺激が与えられ身体がそれに対応し始めます。 

インサイドキックが最初は足の内側の面が相手に向かなかったものがそれに対応し、狙ったところに蹴れるようになると言った具合です。

 

③身体が対応し考えなくてもその技ができるようになります。

インサイドキックをやる際、最初は当てる面を意識して、軸足の爪先を向けていたものが考えなくても自然にそのキックが出来るようになります。

 

以上3つが人間の技術習得の仕組みです。これより先インサイドキックの精度を上げるには何が効率的なのでしょうか?実はこの③の習得までいくとインサイドキック自体の上手さというのは成長速度が遅くなります。

なぜかというと人間の体を動かす脳や神経回路はインサイドキックを反復練習するにつれ、この動作を行う神経回路が刺激に慣れるためです。

 

では効率の良い練習とは何かというと神経回路に新たな刺激を与えることになります。具体的な例を挙げるとインサイドキックなら地面に這うボールばかりを蹴るのではなく浮かして蹴ってみたり、インサイドキックでリフティングをしてみたりなどを指します。これにより新たな神経回路に刺激を与え練習効率が良くなります。

 

反復練習はある一定のレベルまでは必要ですが新たなことにチャレンジし続けた方が上手くなるということです。

フリースタイルフットボールという新たな刺激を

 

ロナウジーニョ選手や小野伸二選手やネイマール選手など多くの人々を魅了するプレイヤーは皆様もご存知の通り、試合でも足技が凄まじく上手いです。これらの技術は果たしてサッカーの基礎練習だけをしてたどり着くのでしょうか?

答えは『否』辿り着きません。

 

そこで当団体が提案するのは「フリースタイルフットボール」です。サッカーボールを使いながらもあらゆる刺激を神経回路に与えることができる競技で、サッカーをやる際のコーディネーション能力を上げるにはこれ以上のものはありません。人間は神経系含め運動能力が5歳から12歳で著しく発達していきます。ゴールデンエイジと呼ばれるこの成長タイミングだからこそフリースタイルフットボールにチャレンジしていただきたいと思います。

アルティステアだからこそ教えられる技術

 

『サッカーはサッカーだけをやっても上手くならない』とはよく言ったもので、いろんな事にチャレンジするからこそ上手くなります。フリースタイルフットボールはサッカーに必要なボールコントロールという技術を磨きながら様々な神経回路にアプローチできる競技です。しかも、足技ができたら純粋にカッコいいと思いませんか?

しかし、こんなメリットだらけの競技に見えますが欠点があります。それは、、、

 

『教えられる人が少ないこと』

 

フリースタイルフットボールを教えられる人というのは日本ではかなり少なく(世界的に見ても少ないですが)その上で、サッカーをしっかり理解して教えられる人というのはさらに減っていきます。

ArtiSTAREはフリースタイルフットボールの大会で優勝経験を持ちながらも、J下部組織の出身だったり、現在もフットサルやサッカーを現役で続けていたりなどサッカーに深く関わり続けているメンバーが多数在籍しています。そんなメンバーがサッカーコーチとして実際に現場に立ち指導をしています。

 

 

ArtiSTARE代表の想いと構想

 

最後までお読みいただきありがとうございます。ArtiSTARE代表のLYUです。

約20年前にこのフリースタイルフットボールは日本で流行り始めました。

僕らは高校生で、部活終わりに友人と夜遅くまでこのフリースタイルフットボールの技を練習していたのを今でも鮮明に覚えています

サッカーボールを蹴るのが好きで、サッカーボールを自在に操るこの競技は僕には神業にしか見えませんでした。

そんな神業を繰り出すフリースタイラーの仲間入りをしたくてやっていたフリースタイルフットボールですが、一個ずつできる技を地道に練習していく中で感じたことがありました。それは『サッカーが簡単に感じる』ことでした。

傲慢に聞こえるかもしれませんが今にして思えば当たり前の話で、サッカーで使う技術(止める、蹴る)よりはるかに難しいことを僕らはやっていたのでボールコントロールに関しては確実に成長していたのです。一緒に練習していた友人も、補欠メンバーだったのにいつの間にかレギュラーになり、リフティングの大会で優勝するようになり、ストリートサッカーの大会でも優勝するようになり、今なおサッカーボールを蹴ってお金を稼いでたりします。

 

この友人というのが現在のArtiSTAREメンバーのラーメンマンのことです。ラーメンマンくらい成果が出るのは極端な例ですが、これくらい『フリースタイルフットボール』はボールコントロールを飛躍させると僕は確信しています。

 

そしてそんな僕らが高校生の時に思っていたことがあります。

 

『もっと早くにフリースタイルフットボールに出会いたかった』

 

その当時の想いを僕らは形にしています。

僕らのようなサッカーボールを蹴るのが大好きな子供達が、大人になってもずっとサッカーを楽しめるようにサッカーの可能性を最大限に広げてあげれるようにという想いで『ArtiSTAREサッカースクール』を立ち上げ、運営しております。

 

多くの方に僕らの想いが伝わり、子供達の可能性を広げる一助になれたらこれほど嬉しいことはありません。

賛同していただける方や興味ある方がいましたらぜひ体験にお越しください。

フリースタイルフットボールの名前通り、きっとみなさんの

『サッカーがもっと自由に』なっているはずです。

皆様とお会いできるのをスタッフ一同心よりお待ちしています。

 

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